飲酒の機会が増える年末にかけて飲酒運転の取り締まりを強化しようと、愛媛県警の「飲酒運転取締プロジェクトチーム」の出発式が21日、県警本部であり、検問を通じてドライバーに飲酒運転の根絶を呼び掛けた。
 出発式には、県警交通機動隊員ら約20人が参加。工藤光一交通部長は「飲酒運転で尊い命が失われないよう厳しく取り締まってほしい」と訓示。交通機動隊中予方面隊長の堀口昌彦警部が「飲酒運転による悲惨な事故の根絶に向け、総力を挙げる」と決意表明した。
 交通指導課によると、今年10月末までの飲酒運転の摘発は350件(前年同期比11件増)。飲酒運転が絡む交通事故は66件(同11件増)で、うち2件は死亡事故。