愛媛県松山市中心部の花園町通りをライトアップする「イルミナーレ花園2014」が21日夜、始まった。約25万個の電球で飾られたイチョウ並木や沿道のオブジェが2015年1月12日まで、街を華やかに彩る。
 イルミナーレはイタリア語で「照らす、輝かせる」を意味する。地元商店街や市などでつくる花園町通りにぎわい創出実行委員会が毎年開催し、今年は「光のギャラリー」がテーマ。湊町5丁目の坊っちゃん広場から南堀端町にかけての並木に電飾をあしらい、光るベンチやブランコなどの撮影スポットも配置している。
 午後6時から点灯式があり、伊予鉄道松山市駅前電停を出発した、青色に輝く路面電車「光のトラム」の進行に合わせて木々の電飾が点灯し、居合わせた市民から感嘆の声が上がった。
 点灯は日没から午後11時まで。12月24日~15年1月4日は午前0時まで点灯する。光のトラムは1月12日まで運行する。