棚田の風景を切り取った写真と絵画を展示する「日本の原風景 棚田展」が20日、愛媛県松山市湊町4丁目のアートギャラリー「風」で始まった。25日まで。
近代日本美術協会理事長の画家渡辺祥行さん(68)=松山市=と、棚田写真家河野豊さん(67)=同=が共に西予市出身であることが縁で開催。山の斜面に連なる棚田の水面が夕焼けで真っ赤に染まった写真や、稲が収穫時期を迎え集落全体が黄金色に輝く景色を描いた絵画など約60点が並ぶ。
20日は長年棚田を守っている大洲市戒川の住民や、「お手伝い隊」として田植えなどをしている愛媛大の学生も来場。