2012年に世界自然遺産に登録されたロベケ国立公園は、熱帯林にゴリラ、チンパンジー、マルミミゾウ、ヒョウなどがすむ野生の楽園。しかし近年、象牙を目的とした密猟が激化し、国際問題となっている。残された貴重な自然と動物、そして、密猟者と最前線で戦うレンジャーの活動や、森に生きる先住民バカ・ピグミー族のいとなみを、日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ受賞の前川貴行氏が、レンズで捉えた写真展。